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患者様に伝えたいこと 素敵にコミュニケーション

患者様に伝えたいこと《素敵にコミュニケーション》>医療コーチング実例1〜問診時の対応〜

看護師さんやスタッフの方ができる、患者様への声かけ例です。他のクリニックで活用されている例も教えていただき、ご紹介させていただく予定です。

【第1回】 問診の時、患者様にコーチングスキルを使って質問してみましょう。

医療コーチング実例1〜問診時の対応〜

私たちが日常何気なく使っている「質問」。
大きく分けて2つあります。
一つ目は限定質問、すなわち答えが限られている質問。
例えば「朝食はとりましたか?」や「あなたは、海が好きですか?」の答えは「はい。」または「いいえ。」で終わります。
2つ目は拡大質問、これは質問された人が自由に話し始める質問です。
例えば「いつも朝食はどんな物を食べていますか?」とか「あなたは、休みが取れたらどんな所に行ってみたいですか?」と言う質問には、その人が思ったことを自由に答えられます。この時聴き手は、最後までその人の話を聴くことを意識します。その人の言葉と言葉以外(声のトーン、速さ、表情、身振り手振り)から伝わるものも合わせて聴くと言うことです。そして、それをきっかけに会話が広がっていきます。
コミュニケーションは、この2つの質問をバランスよく使うとより効果的です。

(例)
「毎食後、歯みがきしていますか?」
「歯みがきは1日何回していますか?」
「タバコは吸いますか?」
「甘いものは好きですか?」
こういった問診のやりとりだけでは、その患者様のバックグラウンドが見えにくく、コミュニケーションが取りにくいですね。
このことを意識して拡大質問をしてみましょう。
「○○さんが一日の中で、ゆっくり歯磨きできるのはどんな時ですか?」
「○○さん、タバコの本数を少し減らすために何か出来ることはありますか?」
「○○さん、お口の中で気になっていることは何ですか?」
お名前を読んでから質問することで、自分を大切に接してくれていることが伝わります。
そして、リラックスして自由に話せる雰囲気になります。
患者様が話し始めたら、まず聴いてください。うなづきや相槌といった反応を入れながら。
出来るだけ早期にコミュニケーションを図るためにも、拡大質問を意識してみて下さい。
多くの方が、病院は緊張するといわれます。コミュニケーションは、患者様の緊張を和らげるための効果的な手段のひとつです。この役割は、ドクターよりも看護師さん、衛生士さんはじめスタッフに求められます。さあ、明日から「拡大質問」を意識してみましょう!

 

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