

スタッフとの“つながり”が実感できる現場。それがボトムアップ型コミュニケーションの最大の魅力です。具体的には、大きく3つのメリットがあります。
1、患者さんの情報(ニーズや背景など)が院長に素早く集まること。
2、現場の問題点を早期に改善する仕組みがうまれる。
3、院長とスタッフの間に「共通の目的意識」を共有・確認できることです。
ミーティングの1コマを思い浮かべていただけますか?院長からの報告事項や現場への指示命令を一通り行い、最後に「ここまでの内容で質問はありますか?いいですね。」といった表現で締めくくる。
院長は、全員に伝達できたはずなのに、何か温度差を感じてしっくりこない。このようなお話を多くの先生からお聞きします。
何が原因なのでしょう? 本当はどうなりたいのでしょうか?
そこには、院内で共有すべき情報やシステムの確認が機能していないのです。
歯科医院の中でボトムアップ型コミュニケーションが役立つのは次の点からです。
患者さんを中心にして我々が存在する組織空間<※下記のイメージ図1>において、院長(歯科医師)とスタッフ(歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付など)は、ある意味横並びの関係性です。
ここでは、患者満足を向上させるために、それぞれの場面で2者が双方向のコミュニケーションを活発に交わすことが必要です。そのための、スタッフからの現状報告や改善提案が安心して率直に発言できる場があることで、益々院内が活性化されていくのです。
下の図をご覧ください。
このイメージ図にあるように「患者さんと院長(歯科医師)」「患者さんとスタッフ」「院長とスタッフ」という、3つの双方向コミュニケーションがクリニック内に発生します。
そのどれもが、ある目的を持って会話されるのです。それが、それぞれ3つの共有という表現で示しています。
これは、お互いに信頼関係が生まれた時、納得間がぐっと高まります。
反対に、ボタンを掛け違えると、不信感を抱きます。それぞれの関係の中で何が必要かを、黒い矢印の中に書き込みました。
患者さんに対しては「観察・傾聴・確認」という一連のコミュニケーションを大切にしています。
また、院長とスタッフ間では、院長から、継続的な「方針」の伝達を、スタッフからは、「現状の伝達と改善提案」が、院長に対して安心して発言できる場作りが必要です。

<イメージ図1>
患者さんを中心にした組織空間
クリニックサポートMでは、ベーシックコースとして、1年間でコミュニケーション改革を目指すプログラムをご用意しております。
このコースは、第一段階で、院長コーチングを3ヶ月行なう中で、次のステップ内容と開始時期を院長の無理のないペースで相談しながら決めていきます。
ただし、だらだらと継続するのでなく、1年というゴールを最初に設定して、そこまでに改善したいプログラムを明確にすることで、着実に進んでいきます。
※ 「どんなことをしてくれるの?」「コーチングって何?」という方のために、体験していただくのが一番だと考え、初回はスタッフ研修のみのご相談もお受けしています。お気軽にこちらからご相談ください。
● 歯科クリニックA(愛知県)
★2006年春スタート、1年経過(現在も継続中)
院長先生と初めてオリエンテーションをした時の感想は、「スタッフに対して要望が多いが、具体的にどう成長させたいのか伝わらなかった」でした。
5ヶ月間は院長コーチングのみを行い、医院の1年後3年後のビジョンが明らかになり、次第にスタッフへ要望も具体化されました。
この時期には、スタッフへの承認の言葉を、コーチング中何度も言葉にされ、スタッフの強みや成長に目を向けてくださる院長の姿勢を感じ取りました。
5ヵ月後、スタッフミーティングにファシリテーターとして参加。数回のミーティングを実施した頃から、リーダー的役割を担ってくれるスタッフから次回ミーティング開催までの院内の現状を報告してくれる仕組みがうまれました。
当初、自主的に発言することのなかったスタッフから、自分には何が出来るかを考えて提案するといった変化が現れた。大きな変化でした。
「院長先生の空気が変わってきました。」スタッフから聞き、それは、どんな時に感じるかを質問したところ、「○○さん、」と名前を呼ぶこと「スケーリングは早くなったね」とか「連絡メモが読みやすくなった」など、声かけをしてくれてうれしいということでした。
きっと、こういう空気の中で「このクリニックの為に私が出来ることは・・」という発想が生まれたのだと感じました。
ミーティング以外に、研修も3回行ないました。患者役とカウンセラー役になり、クリニック内で実際に導入から動線も確認しながら、ロールプレーを行ないます。初診カウンセリング時に、必要なコミュニケーションスキルの指導を交え丁寧に関わっていきます。
次の日に院長から「スタッフが、キビキビして気持ちいいです。院内が明るく感じます。」というお電話をいただきうれしかったことを思い出します。
2006年4月に開始した頃のスタッフの表情から比べると、現在はそれぞれのスタッフが自分の仕事に自信を持ち背筋の伸びた晴れやかな笑顔となりました。また、積極的に患者さんと関わっていることも大きな成果の一つです。
などのパーソンナルコーチングに興味のある方へ
体験していただけるお試しコーチングもご用意しています。
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